お知らせ

2011年03月08日
ワクチン同時接種見合わせのお知らせ

小児用肺炎球菌ワクチン及びヒブワクチンを含む同時接種後の死亡報告と接種の一時的見合わせについて


小児用肺炎球菌ワクチン(販売名:プレベナー水性懸濁皮下注)及びヒブワクチン(販売名:アクトヒブ)を含む、ワクチン同時接種後の死亡例が、3月2日から本日までに4例報告されました。ワクチン接種と死亡との因果関係は、報告医によればいずれも評価不能または不明とされており、現在詳細な調査を実施しています。
 このような状況から、「小児用肺炎球菌ワクチン(販売名:プレベナー水性懸濁皮下注)」及び「ヒブワクチン(販売名:アクトヒブ)」については、因果関係の評価を実施するまでの間、念のため、接種を一時的に見合わせることとし、自治体及び関係製造販売業者に連絡しました。
 なお、今回のワクチン接種と死亡との因果関係の評価は、医薬品等安全対策部会安全対策調査会と、子宮頸がん等ワクチン予防接種後副反応検討会を、早急に合同で開催し、詳細な検討を実施する予定です。
 
平成23年3月4日
 
http://www.mhlw.go.jp/stf/kinkyu/2r98520000013zrz.html
 
* 小児用肺炎球菌ワクチン(プレベナー) が平成22年2月に発売され、すでに100万人以上の日本のこどもたちに接種されています。ヒブワクチン(アクトヒブ)の接種はそれ以上の人数になります。また、この二つが同時接種されるようになって1年以上が経過していますが、なぜ今回、急に事故報告が続いたのかが分かっていません。
 今後、安全な対応が決定するまで接種は見合わせることとなります。対応が決まり次第このページなどでお伝え致します。早急に関係機関での検討により原因が解明され、再度ワクチンが安全に使用できるようになることを祈るばかりです。

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